2017.10.11
 Jino グッドデザイン賞受賞


出田がデザインを手がけたプロダクト Jino が2017年度グッドデザイン賞を受賞しました。

グッドデザイン賞の公式サイトにて公開されています。
https://www.g-mark.org/award/describe/44771?token=LN87I6myBy

Jino(ジーノ)は“積み木”のように積み重ねたり、“ブロック玩具”のように結合させて組み立てたり、“立体パズル”のようにパズルを解いて遊ぶこともできる、従来の知育玩具の枠をこえたクリエイティブガジェットです。重ねられる向きや結合できる向きが制限される「J《の形のピースは数学的能力や芸術的感性を刺激し、謎を解くような喜びとともに、無限の組み合わせを生み出すことができます。



株式会社 Crown Clownの協力の元、出田が考案したデザインの知育玩具 Jino が製品化されることになりました。
11月の発売に向けて、現在準備を進めています。
製品そのものだけでなく、ロゴ、イメージ撮影、パッケージ、ウェブ等、全てに関わってプロデュースしています。
発売に先立って、10月4日、公式ウェブサイトが公開されました。
ご覧いただけましたら幸いです。

Jino公式ウェブサイト: http://jino-toy.com/

11月発売時には、ウェブサイトからご注文いただけるようになります。

11月1日から始まる2017年度グッドデザイン賞受賞展では、 Jino が展示、公開され、実際に触って体験、ご覧いただけます。



GOOD DESIGN EXHIBITION 2017
2017年度 グッドデザイン賞 受賞展

11月1日(水)-5日(日)
11:00-20:00(最終日18:00まで/入場は閉館30分前まで)

入場受付:東京ミッドタウンホール(ミッドタウン・イーストB1F)

グッドデザイン賞受賞展のサイト
https://www.g-mark.org/gde/2017/

2017.9.29
記憶素子 -丸山隆と教え子たち


札幌でのグループ展に参加します。
会期が2期に分かれていますが、第1期に展示します。

記憶素子 -丸山隆と教え子たち

会期:
【第1期】2017年10月7日(土)~ 11月5日(日)
【第2期】2017年11月8日(水)~ 12月10日(日)

開館時間:
10:00~17:00(入館は16:30まで)

観覧料:
一般 600(500)円、65歳以上 500(400)円、高大生 400(300)円、中学生以下無料
※( )内は10吊以上の団体料金
※障がい者手帳のご掲示により、ご本人と付添の方1吊まで無料でご覧いただけます。
※札幌芸術の森美術館、札幌宮の森美術館の観覧券半券をお持ちの方は( )内の料金でご覧いただけます。

会場:
本郷新記念 札幌彫刻美術館

出品作家:
【第1期】出田郷、北村哲朗、菅原尚俊、園田陽子、千葉有造、ナカムラアリ、野上裕之、藤本和彦、牧野秀昭、丸山恭子、武藏未知 
【第2期】秋山知子、安住賢一、加藤宏子、坂本正太郎、佐藤一明、春藤聡子、富原加奈子、長谷川裕恭、藤田尚宏

主催: 本郷新記念美術館(札幌市芸術文化財団)、「記憶素子ー丸山隆と教え子たちー《展実行委員会
後援: 北海道、札幌市、札幌市教育委員会
協力: さっぽろ天神山アートスタジオ

2015.11.7
ぼくらはひかりを変えられる


10月から始まった埼玉県川口市でのアーティスト・イン・スクール
その成果展が11月21日から始まります。

ぼくらはひかりを変えられる
展覧会期: 11月21日(土)-12月6日(日)
開館時間: 10:00-18:00(土曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)
会場: 川口市立アートギャラリー・アトリア

2014.7.2
update


作品のページに新作「waving《のページを追加しました。
動画はYouTubeにもアップロードされています。

2014.4.8
北の脈 -North Line-


札幌でのグループ展に参加しています。

「北の脈 -North Line-《
会期: 2014年4月5日(土)-6月27日(金)
時間: 7:30-22:00(最終日のみ17:00まで)
会場: 札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住所: 札幌市中央区大通西1丁目-大通東2丁目
(地下鉄大通駅と地下鉄東西線バスセンター前駅間の地下コンコース内)

参加作家(大通側より展示順)
一原有徳、杉山留美子、渡辺行夫、野又圭司、磯崎道佳、出田郷、南俊輔、大泉力也、国松希根太、黒田晃弘、藤本和彦、伊賀信、堀田真作、泉修次、矢崎勝美、荒井善則、池田緑

2013.11.4
リニューアル
ウェブサイトをリニューアルしました。
最初のページを作品のページにし、上部のメニューにはYouTubeの作品の動画が見られるページへのリンクを加えました。

2011.7.1
石巻ボランティアレポート
6月24日から、ap bankという団体が主催する週末の復興支援ボランティアに参加してきました。ap bankは、NGO団体ピースボートと連携し、4月から継続して週末ボランティアを東京から被災地に派遣する活動を行っています。
出発の一週間前に説明会があり、活動内容や持ち物などの説明を受けた後、全てを自己責任において行うという誓約書を書き、6人ずつのチームに分かれ、チームのリーダーを決め、連絡先を交換し合いました。二回目以上の参加者もいて、情報を共有できるので、安心感があります。持ち物もかなり詳細に指示されましたが、出発までの一週間の間に余裕を持って準備することができました。
金曜の夜、新宿に集合し、バスに乗り込んで宮城県石巻市へ向けて出発しました。バス三台、約100人の団体です。





翌朝、ボランティアセンターが設置されている石巻専修大学に到着し、テントに荷物を置いて作業着に着替え、再びバスに乗って作業の現場まで移動しました。この日は住吉町という地区の住宅地の道路脇の側溝にたまったヘドロをかき出す作業です。津波は、波によって建物を破壊し洗い流しただけでなく、波が引いた後に残された大量のヘドロが全てを覆い、このヘドロの除去に大変な時間と労力が費やされています。石巻港の周辺には、工場が建ち並んでおり、これらの工場も全て破壊された訳ですが、そこから出た化学薬品や油、生活排水などが海水と混ざってできたヘドロは異臭を放ち、人体にも有害で、乾燥するとその粉塵が空気中に舞うという状況になっています。浸水した家屋の中や狭い側溝は人の手で地道に掃除していくしかないのです。震災から三ヶ月経った今、街の中心部は以前よりかなりきれいになっており、これまでの間地道に着々と復興に向けて努力を積み重ねてきたのだと感じることができました。





作業の現場は、最大180cmまで浸水したものの、家屋等の倒壊はそれほど多くなく、今も人が住んでいる地域です。側溝の掃除などは、地域住民が協力して行うということになっているらしいのですが、この地域は高齢者が多く、また住めなくなり空いたままになっている家も多いので、実際にはボランティアの力に頼らざるを得ない状況です。



現地スタッフの詳細な説明、道具の配布、チーム毎の場所の分担決めがあり、早速作業開始です。100人を超える大人数が効率良く作業できるように、組織としての統率が徹底していて、ヘドロをかき出すための様々な道具や土嚢袋なども豊富に揃えてあります。参加者の安全性も考えて、安全長靴、ゴム手袋、ゴーグル、マスク、ヤッケなどの朊装も用意してくるように徹底してあります。周囲の家々は、一見それほど被害を受けていないように見えますが、壁にはかなりの高さまで浸水した跡が生々しく残っています。



重いコンクリートの側溝の蓋を持ち上げると、中はヘドロがぎっしり詰まっています。雨が降るたびに水の行き場が無く、洪水のようになってしまうそうです。







自分たちのチームの持ち場は比較的乾いていて、それほど悪臭も無く、水分が多くて完全にドロドロな状態の場所よりは楽だったと思いますが、かなりの肉体労働でした。この日の天候は曇りで、幸いそれほど暑くもなく、比較的作業しやすい気温でしたが、しばらく作業すると全身汗だくになりました。通路に面した家の住人の方が、冷たい麦茶やフルーツなど、何度も差し入れを持ってきてくれて、和やかな雰囲気の中で、被災者のために役に立つことができていると感じることができました。その日に与えられた持ち場を完了させることはできませんでしたが、予定の時間になってしまったので作業を中断し、この日の作業は終了。テントへと戻るバスの中から、この震災で出た瓦礫を集めて積み上げてある場所が見えました。そのもの凄い量に、思わず声が出ました。







翌朝、雨が降りそうな曇り空で、朝食時はまだ降っていなかったのですが、作業に行く準備をしてラジオ体操をしている最中に大粒の雨が。急遽リーダーミーティングが開かれ、この日の作業の中止が決定されました。石巻市では作業に支障のない程度の多少の雨でも、屋外でのボランティア活動をしないとあらかじめ決めているということでした。その理由は、雨に放射性物質が含まれている可能性があるからだそうです。降っている雨に、どのくらいの放射性物質が含まれていて、それがどのくらいの影響を及ぼすのか、明確なことは誰にもわからないのです。福島原発の事故は人災だとよく言われていますが、ここでもその影響が復興を遅らせる大きな要因になっているのです。前日に作業していた側溝を全部終わらせずに中途半端な状態で残してきてしまっているので、とても心残りでした。東京からはるばるバスで来て、二日間しかない作業日程のうちまる一日がつぶれてしまったことは、残念でなりません。仕方なく着替えた作業着をもう一度着替え、荷物をまとめてバスに乗り込み、午前中は海に近い全壊地域や隣の女川町をバスで見て回ることになりました。

























































大きな被害を受けた港周辺の地域に近づくと、鼻を突く匂いがしました。テレビでは何度か見ていましたが、目の前に広がる光景はそこについ数ヶ月前まで人々が住む街があったとは想像しがたい程、凄まじいものでした。粉々になった瓦礫の多くは既に片付けられ、荒涼とした空き地が広がっていますが、一階部分が破壊されながらも傾いたまま建っている家や工場等の建物がまだ点々と残ったままになっています。建物を根こそぎ破壊して粉々にしてしまう津波の破壊力は本当に恐ろしいものだと実感し、ほんの数分で自分の家もその中にあるものも全て、そして家族や大切な人までも失ってしった人々のことを思うとどれだけ大変だったろうと思います。こうして眺めている倒壊した家屋の下に、今もまだ発見されていない被災者の遺体がある可能性もあるのです。ほんの100mほど場所が違うだけで、完全に破壊されてしまった地域とほとんど被害を受けていない地域があることも印象的でした。空き地になり何も無くなってしまった全壊地域だけでなく、そこから集められたもの凄い量の瓦礫や流されて使えなくなった数えきれない程の車を積み上げてある場所も、被害の凄さを物語っていました。雨で作業ができなくなってしまったことはとても残念でしたが、被災地の現状を自分の目で見ることができたのは、とても貴重な経験でした。現地に常駐しているスタッフの方は、この被災地の状況を少しでも多くの人に伝えることも、ボランティアの大切な役目の一つだと言っていました。















バスで被災地を見て回った後、被災した商店街の中の掃除が終わった店舗の一つで地元の物産品等を売っている店があり、そこに立ち寄って買い物。牛タンとシジミスープを買いました。地域のものを買い、お金を落としていくのも支援の一つの方法です。
最初の予定より半日早く、現地を発ち、東京に向かいました。新宿に着き、二日間行動を共にしたチームも解散。和やかな雰囲気で温かく良いチームだったと思います。相変わらずの東京ですが、つい半日前まで居た石巻との激しいギャップに、とても非現実的な感じがしました。本当にあっという間で、ボランティアの作業もわずかしかできませんでしたが、行って良かったと思いました。自分一人で被災地にボランティア活動に赴くのはなかなか大変なことだと思いますが、こうして派遣の斡旋をしてくれる団体があることはとても有り難いことだと思いました。わずかながらも復興のお手伝いをさせていただいたこと、テレビ等からの情報だけでなく、自分の目で見て被災地の現状を知ることができたことはとても貴重な経験でした。月並みな文章で、似たようなことを書いているボランティアの方も沢山いると思いますが、自分なりにこの二日間の出来事を書き留めてみました。

2011.4.6
チャリティーアート展「東北のともだち《
3月11日、茨城県南部の取手市でも、かなり揺れました。長く激しい横揺れが続き、その上何度も揺れたので、ただ事ではないと感じ、屋外に出て、揺れが収まるのを待ちました。幸い、家の中はものが多少倒れたり落ちたりした程度で、これといった被害はありませんでした。周囲の家には屋根の瓦が落ちたところもかなりあるようです。直後は水道が止まってしまい困りましたが、数日後には復旧しました。
テレビをつけて、信じられないような映像が次々と映し出されるのを見て、本当に大きな地震だったのだと改めて知りました。
震災や原発事故の影響で被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。
福島の原発では今も予断を許さない状況が続いており、避難生活を送っておられる周辺地域の方々はもとより、放射能汚染による農業や漁業への被害も広がりつつあり、一刻も早く事態が収束することを願っています。
実家が牧場を営んでいることもあり、搾った牛乳を捨てなければならない酪農家の方々や育てた野菜を破棄しなければならない農家の方々の辛い状況をニュース等でみると胸が痛みます。

ベトナム在住の友人のアーティスト、ティファニー・チュンが、今回の震災のための義援金を集めるためのチャリティーアート展を企画し、私も参加することになりました。
ベトナム、ホーチミンシティのギャラリーで17人のアーティストが提供した作品を展示、販売し、収益の全額を日本赤十字に寄付するというものです。
詳細は以下の通りです。


チャリティーアート展「東北のともだち《
Tohoku no Tomodachi (Friends of Tohoku): Art Fundraiser for Japan

2011年4月15日〜29日

オープニングレセプション:4月15日(金)午後6時〜8時

ギャラリー・クイン
Galerie Quynh (www.galeriequynh.com), 65 De Tham Street, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam

参加アーティスト
Bui Cong Khanh (ベトナム)
Tiffany Chung (ベトナム/アメリカ)
Do Hoang Tuong (ベトナム)
Hoang Duong Cam (ベトナム)
出田郷 (日本)
Roslisham Ismail a.k.a. Ise (マレーシア)
Dinh Q. Le (ベトナム/アメリカ)
Sandrine Llouquet (ベトナム/フランス)
Tea Makipaa (フィンランド/ドイツ)
松根みちかず (日本/オーストリア)
Nguyen Tan Cuong (ベトナム)
Nguyen Kim To Lan (ベトナム)
Nguyen Trung (ベトナム)
Nguyen Duc Tu (ベトナム)
Sudsiri Pui-ock (タイ)
高橋啓祐 (Off-Nibroll, 日本)
矢内原美邦 (Off-Nibroll, 日本)



2011.3.8
Art Dubai
ベルリンのギャラリーChristian Hospからドバイのアートフェア「Art Dubai《に参加することになりました。
「cube ring《とそのドローイングを展示する予定です。
来週には設営作業のため、ドバイに行きます。
初めてのドバイ、楽しみです。






2011.1.21
reflectionsの動画
昨年の東京都現代美術館での「こどものにわ《での作品「reflections《の動画も、YouTubeにアップロードしました。





2011.1.20
YouTube
YouTubeにアカウントを作成し、作品の動画をアップロードしました。
YouTubeの中にチャンネルのページがあるので、そこからまとめて見ることもできます。
http://www.youtube.com/user/gohideta

こちらのブログにも、埋め込んでみます。










































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